2021年5月22、23日、家飲みでボトル1本。しっかりした口当たりに少し遅れて酸味の効いた複雑な味わいが広がり、少し遅れて舌先に発泡感に似た刺激感も広がる。

近所のウィンショップで税込み2271円。インポーターはオーデックス・ジャパンで、在日本スペイン大使館主催の商談会では2008年に06年産を税込み210円で、13年に同1890円で出品している。同社のサイトはリニューアルしたようで、ボデガの詳しい紹介はあるものの、取り扱いワイン一本一本の紹介が見たらなくなっている。サイト内をワイン名で指定後検索すると、このボデガの新入荷ワインをまとめた2021年1月版のPDFがヒットし、2018年産が小売価格2500円で紹介されている。八つの契約農家の畑のブドウを使い、ステンレスタンクで発酵、6カ月の熟成。通販サイトでは2300円台。
https://odexjapan.co.jp/wine/spain/telmo-rodriguez/

インポーターが「スペインで一番有名になった男」と宣伝する醸造家が率いるボデガについては 【238】Al Muvedre を参照。本国の公式サイトでも2018年産が紹介されていて、ワイヤーを使わない低木のまま栽培した低密度、低収量のブドウを手摘みで収穫するそうだ。最新の2019年産のデータシートもダウンロードできる。(2021.05.29)
http://www.telmorodriguez.com/dehesa-gago