2013年5月2日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で3杯。当時のメモには 口に含んで少ししてからほんのり甘みが広がり、さわやかで果実味あふれる感じ と記していた。

インポーターのオーデックス・ジャパンのサイトで2018年産が税込み2090円で紹介されている。有機栽培のブドウを使用し、発酵、熟成ともにステンレスタンクだが、熟成期間は明示されていない。初稿執筆時には確認できたDOアリカンテの表記も見当たらない。通販サイトでは1千円台から1700円台と幅がある。
https://odexjapan.co.jp/product/al/

スペインでも超有名な醸造家テルモ・ドロリゲスのワイン。アリカンテはバレンシア州の最南部の産地だけれど、本国の公式サイトでは本拠地のリオハの住所しか明記されていない。このワインも紹介されていて、最新は2018年産。州都バレンシアの南西120キロほどのビジェーナという町の周辺で醸造やブドウ栽培をしているように読める。ステンレスタンクとセメントタンクで醸造、熟成は6～8カ月。エチケットデザインは字体が筆記体になるなど変更されている。(2019.10.11、2021.11.06補訂)
http://www.telmorodriguez.com/almuvedre-tinto-monastrell