2012年5月2日、兵庫・姫路のスペインバル Spaish Tapas Bar Baila で1杯。写真では左が1992年産。この店で同じ年の2月にも飲んだ1996年産との飲み比べセットで飲んだようだ。当時のメモには 色の違いが一番はっきりしていた。左の92年は薄く透き通っているけれど、ガルナッチャらしい果実感がたっぷりで、酸味もややきつめか。味が暴れている感じがしたけど、時間がたつにつれて角が取れていった。右の96年の方が色が濃く、味もどっしりと落ち着いた感じでまろやか。万人受けするのははこっちか  と記している。そして、2013年5月24日には、兵庫・姫路のワインバー ams room で2003年産を2杯飲んでいる。この時のメモには 以前、92年と96年のを飲んだことがある。最初はすごいドライで平板な感じ。少しずつまろやかなになってきたけれど、この前と飲んだときと印象が全然違う。最後まで古酒っぽさはなかった と書き残している。

インポーターのモトックスのサイトで2001年産が税別2600円、2002年産が同2750円、2014年産が1350円で紹介されている。ブドウの比率はビンテージによって多少異なり、フレンチ、アメリカンオーク樽で36カ月熟成の後、樽を変えてさらに熟成しているという。樹齢は現時点では約50年。
https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html/896.html

ボデガについては【116】ERMITA DE SAN LORENZO GRAN RESERVA 1996を参照。本国の公式サイトでも紹介されていて詳細は下記リンクを参照。(2018.8.23、2021.12.11補訂)
https://artiga-fustel.com/our-brands/ermita-de-san-lorenzo/ermita-de-san-lorenzo-gran-reserva/