2011年7月2日、兵庫・姫路のワインバー ams room で1杯。これを飲む前に同じボデガの若飲みタイプ  （【079】El Picaro）を飲んでいるので、メモには 1杯めとはしっかりさが確かに違う とだけ記している。El Picaro がJoven、あるいはRobleなら、こちらはCrianza級か。ワインの味をなかなか覚えられない僕だけど、このワインはかなり印象に残っていて、ティンタ・デ・トロ（テンプラニージョの現地の呼び名）の果実感が凝縮されたパンチのある味わいだった気がする。同じ店で7日にも2杯、11日にも1杯飲んでいる。

インポーターのオーケストラが2018年産を取り扱い中。樹齢70～100年のブドウを使い、フレンチオーク樽で14カ月の熟成。 El Picaro では若い農夫が描かれていたエチケットは、このワインでは中年の農夫になっている。価格は税別2800円。ネット通販だと、2300円ぐらいから買えるようだ。
http://www.orchestra.co.jp/wine/27bodegamatsu.php#product3

本国の公式サイトでも紹介されていて、El Picaro と同様、10月前半の15日間に手摘み収穫、コンクリートタンクで発酵と浸漬を3週間、マロラクティック発酵からフレンチオーク樽に移しているということだ。(2018.3.17、2021.5.3補訂)
https://bodegamatsu.com/en/wines/