2020年10月2日、大阪・靭本町の gastroteka bimendi で。

在日本スペイン大使館経済商務部が毎年開催する商談会で、インポーターの白井松新薬が2022年の大阪会場で2020年産を、東京会場で2019年産を各5千円で出品していた。2020、2021年には2017年産を4千円で出品。同社のサイトではビンテージ不詳で税込み4400円で紹介されている。畑は標高400m、3分の2は樹齢50年以上、残りは平均樹齢20～30年。ステンレスタンクで発酵、フレンチオーク樽で10カ月の熟成。アイタナという別のインポーターのサイトでは税込み4500円で紹介され、ブドウの比率がガルナッチャ80％、カリニェナ、シラー各10％と明示されている。ワインメイキングの情報は白井松と同じ。
https://www.shiraimatsu.com/shop_wine_es9/

白井松のサイトによると、ボデガは1998年創業。核となった創業者のドイシュ家は19世紀半ばからワイン醸造に携わり、フィロキセラで壊滅的な被害を受けた後にガルナッチャやカリニェナへの植え替えを手がけたという。畑は標高350～650m、平均樹齢70～115年という。本国の公式サイトでは2019年産が紹介されている。エチケットは鶏？のイラストが90度右に回転して「とさか」が真上に向いた図柄にマイナーチェンジされている。ガルナッチャ80％、カリニェナ、シラー各10％。樹齢はカリニェナが OLD と記されているが、ガルナッチャは20年、シラーは15年となっている。フレンチオーク樽で8カ月熟成。2020年6月に4万本を瓶詰めしたという。(2023.03.22)
https://masdoix.com/en/our-wines/#les-crestes-2019-2