2019年11月20日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で3杯。

裏ラベルの表示によるとインポーターは未来堂。同社のサイトでは2020年産が紹介されていて、品種ごとにステンレスタンクで発酵、熟成(期間は明示なし)されているそうだ。定価1600円(税表示なし)。ボデガは5軒の農家が集まって1933年創業、バルクワインを製造していたが、フランコ独裁政権終焉後の経済開放で他の欧州産ワインに押されて低迷。1975年にバルセロナのユダヤ人コミュニティからユダヤ教のコーシャ(食事規定)に適合したワイン生産を依頼され、生産したワインが高級品と評価されて持ち直したという。
https://www.pleasurewine.jp/item/1-cps-lm-r-pw/

本国の公式サイトでも紹介されていて、ブドウの比率は年によって変わるようだ。最新は2021産でガルナッチャ・ティンタ45％、シラー、メルロー各20％、テンプラニージョ15％、2020年産はガルナッチャ40％、シラー30％、メルロー、テンプラニージョ各15％(インポーター情報と異なる）、2019年産はテンプラニージョ30％、シラー、メルロー各25％、ガルナッチャ20％となっている。2021年産の説明では、収穫は9月初めから10月中旬にかけて手摘み、ガルナッチャのみステンレスタンクで熟成、畑は標高150～450m、ガルナッチャは樹齢10～25年。(2022.11.24)
https://www.cellercapcanes.com/en/wine/mas-donis-negre/