2017年11月27日、大阪駅ルクア地下の Jamoneria Bellota GYOKURO で。

裏ラベルにインポーターとして記載されているマイカルコーポレーションのワインサイトでは現在取り扱いがない。ワインの名はスペイン料理の米料理（水分がパエリアより多めで雑炊よりは少なめ）と同じなので、ネット検索では料理の方がたくさんヒットし、日本語のページではワイン紹介サイト以外では通販で同じ名前で白ワインが販売されていた痕跡があったのと、個人のブログなどが数件ヒットするぐらい。ちなみに MELOSO は「まろやか」のほか「愛しい人」「優しい」といった意味があり、エチケットに描かれたフクロウは幸運の象徴ともされるそうだ。

上記の生産者 J.Viñas は裏ラベルに瓶詰め業者として記載されていて、海外サイトではワイン紹介サイトなどでも名前はヒットするが、ボデガの公式サイトは見当たらなかった。一方、海外の通販サイトではこのワインの生産者を BODEGAS ARROCAL としている方が多くヒットするのだけれど、BODEGAS ARROCAL の公式サイトではこのワインは紹介されていない。ただ、所在地の村の名である Gumiel Del Mercado は両者で共通していて、何らかの関係があるのだろうか。カナリア諸島のグラン・パルマスを拠点として表示している飲食料品業者のサイトに残っていたこのワインのテクニカルシートでは樹齢30年以上となっていた。(2022.04.19)
http://victorgutierrez.es/wp-content/uploads/2017/05/Ficha-MEloso-Joven-con-Cata.pdf