2017年3月28日、鳥取・末広温泉町の ビストロバーおれんち で3杯。

インポーターは徳岡のようだが、同社のサイトでダウンロードできるカタログには生産者が MUSTIGUILLO と記され、同社の通販サイトでは「ボバルの魔術師ムスティギージョ氏が手掛ける」と説明されている。税込み1540円。他の通販サイトでは980～1500円台と幅がある。海外の通販サイトでもこのワインの生産者名を Bodega Mustiguillo と記すところもある。

ボデガはバレンシア州の州都バレンシアから西へ約80キロ、レケーナにある。本国の公式サイトにはボデガの詳しい沿革は紹介されておらず Mustiguillo の名前すら見当たらないものの、新しいプロジェクトとして誕生したという説明があるので Risky Grapes Wine Co は、母体となる別のボデガから派生したということだろう。海抜680～840mの3か所に分かれた畑を所有し、ボバル、テンプラニージョ、ガルナッチャ、シラー、マルセゲラなどを栽培。このワインも紹介されていて、ブドウはボバル85～95％。テンプラニージョ5～15％と幅を持って説明されている。コンクリートタンク、ステンレスタンクで発酵。容器の材質は明記されていないが、約6カ月熟成。(2021.11.13)
https://riskygrapes.com/en/our-wines/la-traca-tinto/