2015年11月8日、大阪・心斎橋のPradoで1杯。

インポーターのヴィントナーズが2012年と2015年、在日本スペイン大使館主催の商談会で出品しており、同社のサイトでは2019年産が税別1700円で紹介されている。ステンレスタンクで発酵、熟成との説明があるが、熟成の期間は記載なし。エチケットデザインはシルエット風の塔の表現が実線で濃く表現されるなどマーナ―チェンジされている。通販サイトでは1200円台～1400円前後。
http://www.vintners.co.jp/spain/carinena/castillo-de-monseran/

このワインはフランス・ボルドーに本拠を置いて仏内外でワイン生産を手がける R-WINES のプロジェクトとして生産され、スペインでのパートナーが BODEGAS SAN VALERO ということだ。ボデガの公式サイトによると1945年に60のブドウ農家によってスタートした協同組合で、現在では700の農家が参加、栽培面積は4千ha以上にまで成長したそうだ。このワインも紹介されていて、樹齢30年のガルナッチャを完熟状態で手摘みし、醸造から1年以内に瓶詰め。若飲みタイプとして飲まれることを目指して作られているものの、熟成にも耐える潜在力を秘めていると説明されている。(2021.05.09)
https://monseran.com/wines/castillo-monseran-garnacha/
http://www.r-wines.com/r-brands.php