2014年4月15日、大阪・京町堀の Ricardo bar de España で2杯。同じ店で2016年4月14日、2012年産を3杯飲み、この時のメモにはガルナッチャティントレラ80％、シラー20％と記している。

スペイン大使館経済商務部が主催する商談会の2006年版リストに、横浜のスペイングルメトレーディングジャパンというインポーターが同じ銘柄で2000年産の RESERVA を3710円で出品していた。ほかにはインポーターや通販サイトがヒットせず、旅関係のブログなどにアップされたメニュー写真で CRIANZA のボトルに4000円台の値がついているのが2例ヒットした。

ボデガは内陸部の広大なカスティージャ・ラ・マンチャ州にあるものの、所在地は南東端でバレンシアの南西約150キロと地中海に近い。本国の公式サイトによると、1947年に25のブドウ生産者によって設立。土着品種で果肉まで赤いガルナッチャティントレラを原料にしたワイン生産に力を入れているらしい。3千haの畑のうち1千haはオーガニック栽培の認証を得ているという。海抜は850～1050メートル。このワインも直販サイトで販売されている。エチケットは黒を基調としたデザインに大幅に変更され、ブドウもガルナッチャティントレラ100％となっている。フレンチオークで12カ月熟成。値引き価格で5.24ユーロ。(2020.7.20)
https://bodegasantacruz.com/en/crianza-garnacha-tintorera/