2013年5月30日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で5杯。当時のメモには 銘柄名は女性の名だそうだが、誰も気に留めないブドウ品種という意味があるらしい と書き残している。

インポーターの稲葉が2015年産を取り扱い中で、残りわずからしい。スペインで最優秀に選ばれたことがあるソムリエからボバルでいいワインを造ろうと持ちかけられ、2010年に7ｈａの畑を買ってビオで生産を始めたらしい。ワインの名の由来は「誰も愛さない女」「愛人がたくさんいても気に留めない女」という意味から、ワインメーカーが気に留めない品種であるボバルで作ったワインを表すという。希望小売価格は税抜き1500円、通販サイトで税込み1300～1400円台。
http://www.inaba-wine.co.jp/wine/?id=1443663604-421416&sf=1

ボデガは スペインワインメモ【136】LIBIDO を参照。ボデガの名前は David Sampedro Gil　という創立者の名前のイニシャルからとられている。インポーターの説明では創立者のプロフィールが中心で、醸造の詳細は不明。本国の公式サイトも見つけられない。アメリカのインポーターのサイトに紹介ページがあり、いくつかワインが紹介されているけれど、このワインは見当たらなかった。ネット検索では創立者が以前関係していたようである Don Sancho Londoño を生産者とする情報もあったけれど、こちらの公式サイトでもこのワインは紹介されていない。(2019.10.28)