2013年2月27日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で4杯。当時のメモには 凝縮感、熟成感のある果実味に上品な甘さをわずかにしのばせる と記している。

インポーターのフィラディスのサイトで2017年産が紹介されていて、エチケットデザインは一新されている。プレ・フィロキセラの区画を含む平均樹齢50年の畑から原料を収穫。初稿執筆時に参照した2014年産やダウンロードできるPDFの2016年産ではフレンチオーク70％、アメリカンオーク（新樽）30％で10カ月熟成だったのが、2017年産はフレンチとハンガリーのオーク樽で15カ月熟成となっている。希望小売価格は税別2400円から2450円に変更。ネット通販では税込み2千円前後～2400円台ぐらいか。
http://www.firadis.co.jp/quality-wine/spain/abanico-selection-eternum-viti

ボデガはマドリッドの北西約220キロに所在。1999年の設立で、約30ヘクタールの自社畑は海抜740メートルにあり、最高樹齢120年。フィロキセラ対策としての接ぎ木をしていないブドウもあるそうだ。このワインはバルセロナに拠点を置いてスペイン各地でワインをプロデュースしている Bodegas Abanico Selection のラインナップの一つで、本国では Bodegas Abanico の公式サイトで紹介されている。ビンテージは明記されていないものの、ブドウは樹齢5～31年だそうだ。(2019.7.28、2020.8.20補訂)
http://www.bodegasabanico.com/abanico_wines.php?do=eternum_viti