2012年12月28日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で3杯。当時のメモには 樹齢70年以上の古木の実でつくり、樽熟成24カ月、瓶熟成15カ月。舌先にわずかに甘みを感じる芳醇な味わい と書き残している。

検索しても国内のサイトではほとんどヒットしない。ボデガはマドリッドの北西約220キロに所在。公式サイトによると、リオハを拠点に手広くワイン生産を手がける BARON DE LEY という企業グループの傘下にあり、シガレスでは1999年に試験的に生産を始め、翌年から本格生産に入ったという。

自社所収のブドウ畑は185ヘクタール。夏は暑く冬は厳寒となり、標高が高く昼と夜の気温差が20度あるそうだ。収穫は手摘み。ステンレスタンクで発酵、熟成はフレンチオーク樽で22カ月、瓶詰め後15カ月。エチケットは白地に文字だけのシンプルなデザインになっている。初稿執筆時の直販では2014年産が6本セット77ユーロで販売されていたが、現在は2015年産が同じく6本セット66ユーロで売られている。(2019.6.30、2020.8.14補訂)
http://www.bodegasmuseum.com/wines/museum/1/en