2012年8月12日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で2杯。当時のメモには ガルナッチャのほのかな甘み、モナストレルの果実っぽい酸味、シラーの刺激感がほどよくマッチ と記している。

かつては出水商事が輸入していたようで、同社のサイトに残っているボデガとワインの紹介ページが検索でヒットする。平均樹齢10年、85％をステンレスタンクで、15％を樽で6カ月熟成。名前の Calizo はスペイン語で石灰質を意味し、エチケットの鳥は畑でよく見かけるヤマウズラで、いずれもテロワールの象徴として採り入れられたという。ボデガは200ヘクタールの畑を所有するものの、収穫の90％は地元の協同組合に売却、選りすぐった10％のブドウだけで自社醸造していたそうだ。
http://www.izumitrading.co.jp/winery/spain/lamancha/almansenas/almansenas.html
http://www.izumitrading.co.jp/winery/spain/lamancha/almansenas/ba00208002.html

ボデガは、カスティージャ・ラ・マンチャ州の南東の端、地中海に面したバレンシアから南西に100キロほどの内陸部にある。本国の公式サイトはボデガが名称変更したのか、あるいは合併されたのか買収されたのか不明だけど、検索で Bodegas Almanseñas と打っても、MG WINES GROUP 傘下の Bodegas Venta la Vega のサイトが表示される。グーグルマップでは Bodegas Almanseñas と表示されているけれど、マップ上のリンクの表示が ventalavega.com となっている。現在はガルナッチャ・ティントレラの1種にこだわったワインをオーガニックで作っているようで、現在のラインナップには単語の並びが逆でエチケットも白黒の幾何模様になっている Adaras Calizo というワインがある。(2019.2.11)
https://www.mgwinesgroup.com/en/bodegas-venta-la-vega/