2012年7月20日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で2杯。当時のメモには オーク樽熟成18カ月、瓶熟成最低24カ月らしい。酸味がやや立った感じがしたけど、時間とともに落ち着いてきた と記している。

ネット検索で出てくる情報を総合すると、以前はモトックスで輸入していたようだが、現在は取り扱いなし。初稿執筆時はモトックスのサイトにはボデガの紹介ページが残っていたけれど、現在は削除されている。スペイン北部の豪商が1897年に開き、当初は自家消費のみだったけれど、現在は年間300万本を生産する大手になったそうだ。ネット通販ではいずれも売れ切れだけれど、900円足らずの値段もあった。

ボデガはバレンシアから西へ約70キロの内陸部に所在。公式サイトによると、創業者は1820年にカンタブリアから移住し、当初は絹を扱う商売をしていたという。1980年代に入って手を広げはじめ、1990年代にはペネデス以外で最も知られるカヴァの生産者として知られるようになり、スティルワインを含め現在40カ国以上に輸出しているらしい。ワイン紹介のラインナップにこのワインは見当たらず。(2018.12.06、2019.7.07補訂)
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