2012年7月7日、兵庫・姫路のワインバー ams room で3杯。当時のメモには 僕が最近好んで飲むガルナッチャのワインに比べると甘みはほとんど感じられないけれど、すっきりした飲み口でこれはこれでＯＫ と書き残している。この店では同じ年の10月10日にも3杯飲んでいて 丸みのあるやさしい飲み口でガルナッチャらしいほんのりとした甘み とメモしていて、微妙に違う。

インポーターのピーロート・ジャパンのサイトで2018年産が税込み2310円で紹介されている。ガルナッチャの古木の果実を10月後半の2週間に手摘みで収穫。ステンレスタンクで発酵。オーク樽による熟成はなくステンレスタンクで保管し、注文が入る都度瓶詰めしているという。
https://www.pieroth.jp/producer/artiga-fustel-ja.html

ボデガは2002年に設立。バルセロナ郊外のペネデスを拠点に、カンポ・デ・ボルハ、ラ・マンチャ、リオハなどスペイン各地の生産者とともに手広くワイン造りを展開しているそうだ。生産者名の後にかっこで記した所在地は拠点の住所。カンポ・デ・ボルハがあるアラゴン州ではないことに留意。（以上、【139】Tierra Serena RESERVA 2002より引用）。本国の公式サイトでは Artiga Old Vines Garnacha というワインが紹介されていて、エチケットも黒地のデザインに変更されている。最も古いブドウは1958年植樹。9月後半に手摘み収穫、ステンレスタンクで発酵、フレンチオーク樽で2カ月熟成。(2018.11.28、2021.12.11補訂)
https://artiga-fustel.com/our-brands/artiga/artiga-old-vines-garnacha/