2012年6月22日、兵庫・姫路のスペインバル Spanish Tapas Bar Baila で2杯。当時のメモには 果実感の甘みがなかなかいい と書き残しており、ガルナッチャらしい味わいだったのだろう。

スペイン大使館経済商務部が2012年7月に日本で開催したワイン商談会の出品リストがネット上に残っていて、そこにはこのワインのインポーターとしてオーレ・ジャパンの名があり、2009年産が希望小売価格税抜き1300円。ネット通販では税込み1200円ほど。ただ、現在はオーレのサイトの商品検索ではヒットしない。個人のブログで非常にガルナッチャらしいワインという評価もあり、僕の感想とも共通している。

ボデガはスペイン北部、マドリッドから北東330キロに所在。公式サイトによると、一帯は中世のナバラ王国の時代からブドウ栽培や、リオハやラ・マンチャへワインを「輸出」した歴史があるという。サイトには SINCE 1356 という表記もあるけれど、ボデガ自体は2008年の創立でやや誇大広告か。残念ながら、このワインは現行の生産品のラインナップには見当たらない。(2018.11.16)
https://www.bodegasalconde.com/en/