2012年5月8日、兵庫・姫路のスペインバル Spanish Tapas Bar Baila で1杯。当時のメモには ガルナッチャの甘みのかげに、ひっそりとシラーのスパイシーさがのぞいて感じがいい と記している。2010年6月5日にも、今はなき岡山・平和町のスペインバル bar unico でも飲み、この時はガルナッチャ100％とメモしている。

インポーターのモトックスが2018年産を取り扱い中で、ブドウはガルナッチャ・ティントレラ100％。エチケットはずいぶんと変わり、顔のイラスト入りで黄色っぽくなっている。希望小売価格は税別1150円。ネット通販では900円台からあるようだ。モトックスのサイトによると、ボデガは2001年に二つの生産者が統合してできた協同組合だそうだ。ワインの名はボデガがある村の名前。モトックスのサイトによると、ガルナッチャ（仏語でグルナッシュ）とガルナッチャ・ティントレラ（同アリカンテ・ブーシェ）は別物。赤ワインは黒ブドウは果皮の色で赤くなり、ティントレラは果肉まで赤いので非常に濃く深みのある赤色になるという。
https://mot-wine.mottox.co.jp/winery/publish/html.backup/967.html

ボデガはバレンシアの南東、地中海から100キロ内陸部に所在。本国の公式サイトは Bodega Tintoralba という名前だけれど、サイトに小さくCOOP. SANTA QUITERIA と書いてある。名称が変わったということか。英語版サイトによると、1958年に設立されたイゲルエラ村のサンタ・キタリア協同組合に起源を持つ、とある。ブドウ畑は標高900～1千メートルに1500ヘクタールにも広がる。この名前のワインの紹介はないけれど、ブドウが同じで 現在のHIGUERUELA と同じエチケットのワインがある。HIGUERUELA は輸出専用のブランドなのか。(2018.9.06、2019.4.04補訂）
https://www.tintoralba.com/tintoralba-en/