2012年3月20日、神戸・下山手通のスペインバル La Luna で1杯、この店では2015年1月28日にも5杯飲んでいる。そして、2012年4月21日、兵庫・姫路のスペインバル Spanish Tapas Bar Baila でも1杯。写真はこの時のもので、当時のメモには 抜栓したてのせいか、ちょっと酸味が強い感じ と記していた。

現行品はアルカンが輸入。ボデガは、スペイン内戦中にフランスに移住したワイン商のフォルネ家が1970年に設立したという。アメリカンオーク樽で12カ月、瓶でも12カ月の熟成。ネット通販では1千円ぐらいからある。
https://www.arcane.co.jp/wine/spain/

ボデガはマドリッドの北北東約350キロほど、リオハ・アルタ地区に所在。フォルネ家はボルドーで二つのワイナリーを買収してワイン造りのノウハウを吸収したそうだ。ただ、ボデガの公式サイトのラインアップにこのワインは見当たらない。
https://www.marquesdecaceres.com/

一方、アメリカ・バーミンガムに本拠を置く Vineyard Brands というインポーターのサイトでこの生産者で同じ名前のワインを発見。エチケットは違うけれど、2015年産が紹介され、樽と瓶で各12カ月熟成という説明は共通している。輸出向けブランドなのだろうか。(2018.8.17、2019.7.20補訂)
http://www.vineyardbrands.com/content/Tech%20Sheets/0090/0090-19-04-12-13-48-38-006.pdf