2012年1月19日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で1杯、その後、同じ店で同4月6日に2杯、6月12日に1杯飲んでいる。当時のメモには しっかりとした味わいで、さらさらせず舌にやさしくからんでくるような存在感 と書き残している。

インポーターは調べきれず。ネット検索すると、スペインワイン協会というところが2016年に東京で開催したスペインワインのフェアでは、外食産業を手広く展開しているオペレーション・ファクトリーという企業が、このワインを出展していたようだ。その会社のサイトではワインのインポーター事業について詳しい説明はない。ネット検索でも余りヒットせず、品切れだったけれど、ある通販サイトでは2600円ほどの値付け。

ボデガはバルセロナの北約80キロの郊外に所在。本国の公式サイトでもこのワインは紹介され、エチケットのデザインは少しは変わっている。イタリア系、フランス系が各2、カリフォルニア系1の5種のメルローのクローンを別々に栽培してブレンド、オーク樽で12カ月の熟成。直販サイトでは2016年産が13．75ユーロ（約1600円）で販売されている。ボデガは1983年創設。オーナーの一家はブドウ農家としての存在が12世紀の記録までさかのぼれるそうだ。(2018.7.10、2020.4.30補訂)
http://abadal.net/wine-abadal-5/