2011年8月6日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で。当時のメモには 余韻が残る味わい深さが気に入って4杯も飲んでしまう と書き残している。名前の通り、単一畑で獲れたブドウを使い、オーク樽で8カ月の熟成をかけているらしい。

インポーターのユニオン・リカーズが取り扱っていた。今もダウンロードできる販売店向けＰＯＰによると、樽熟成8カ月。2020年の総合カタログでは、単一畑のワインは RAMÓN BILBAO SELECCIÓN ESPECIAL となっており、ブドウもテンプラニージョとガルナッチャを使用と記されている。参考価格は税別1600円。ネット通販では1500円台からの値付け。確認できる最新のビンテージは2016年。市場ではまだ古い名前のワインも残っているようだ。
http://www.union-liquors.com/products/spanishwine/ramon_bilbao/

ボデガは1924年、リオハ・アルタ地区で創業。本国の公式サイトでもやはり、単一畑のワインは RAMÓN BILBAO SELECCIÓN ESPECIAL のみが紹介されている。初稿執筆時にダウンロードできた英語版のテイスティングノート（現在はＤＬ不可になっている）によると、2015年産のブドウの比率はテンプラニージョ、ガルナッチャ各50％。スペイン語版とドイツ語版のワイン紹介ページにはこのワインは載っていない。英語圏と日本向け商品なのだろうか。(2018.4.01、2020.4.26補訂)
https://www.bodegasramonbilbao.es/en/