Vino Tinto 065

2011年5月12日、兵庫・姫路の Spanish Tapas Bar Baila で2杯。同じ銘柄のクリアンサは飲んだ経験があったけれど、グラン・レセルバは初めてだったようだ。この時は2002年産で、グラスで800円？だったような気がする。当時のメモには僕がオーダーしてからの抜栓で、甘いしっかりとした香りがあったけれど、味わいの方は1杯目はあまり強い特徴を感じず。2杯目から少しまろやかさやボディを感じるようになったと記していた。

インポーターのスマイルが2012年産を取り扱い中。ワインの名は15世紀の地元の冒険家にちなんでいるらしい。エチケットは黒っぽいものに変っている。オーク樽で24カ月、瓶で36カ月以上といい、仕込んでから出荷するまで6年かけている。その割には希望小売価格は税別1600円。ネット通販だと、多少幅があるけれど、1500～1800円ぐらいの価格帯なので、コスパ的にはお得かも。
http://www.smilecorp.co.jp/wine/detail.php?wineId=226

ボデガはマドリッドの南約200キロに所在。本国の公式サイトによると、1952年創業で3世代によって受け継がれてきた。当初はマドリッドで瓶詰めしていたけれど、原産地呼称制の導入で施設をヴァルデペーニャスに統一したそうだ。家族経営ながら、90年代終わりから手を広げ、リオハやリベラ・デル・デュエロ、トロのほか、中国にもワイナリーを持っているそうだ。このワインの説明では熟成はオーク樽で最低18カ月とあり、その後瓶で3～6年の熟成だという。(2018.1.20、2019.6.12補訂)
http://felixsolisavantis.com/en/wine/diego-de-almagro-gran-reserva/