2017年10月25日、JR大阪駅ルクア地下の Jamoneria Bellota GYOKURO で1杯。フルボディのしっかりした複雑な味わいで、飲んだ後はかすかにスパイシーさが残る。食事とともにゆっくりと味わいたいワイプ。

インポーターの日本酒販が取り扱い中。ボデガの説明は詳しいけれど、ワインの情報が少ない。参考価格は税抜き2490円。ブドウ品種のウル・デ・リェブレはカタルーニャでのテンプラニージョの呼び名らしい。ネット通販では1800～2700円。生産年によってブドウの種類や比率が違い、2013年産はウル・デ・リエブレ65％、シラー25％、ガルナッチャ10％らしい。カベルネ・ソーヴィニョンやメルローがブレンドされている年もある。
http://www.winenomado.com/products/wine/spain/tomascusine.html

DOコステルス・デル・セグレは日本ではなじみが薄い産地。DOの公式サイトなどによると、2005年にDOに認定。カリフォルニアワインの製法を採り入れ、カタルーニャでは初めて、カベルネやメルロ－といった外来種と土着種をブレンドしたワインを造った産地だそうだ。ボデガはバルセロナの西約130キロにあり、2003年創業という歴史の浅い生産者。本国の公式サイトでもこのワインは紹介されているけれど、フレンチオークで9カ月熟成という程度の情報しかない。初稿執筆時に検索した時は標高560～750メートルの畑で栽培されている樹齢9～35年のブドウを手摘みで収穫という情報もあった。(2017.10.29、2019.5.08補訂)
http://www.tomascusine.com/en/
http://www.foodswinesfromspain.com/spanishfoodwine/global/wine/do/product-detail/PRG2017737278.html