2015年1月12日、大阪・靱本町の gastroteka bimendi で1杯。重めのものを頼んでこれが出てきた記憶がある。時は前後するけれど、2011年10月6日に兵庫・姫路の ams room でも2009年産を3杯。当時のメモによると 7カ月の樽熟成でまろやかかつしっかりとした味わい と書き残している。

スペインワイン専門インポーターのオーケストラが以前輸入していたけれど、現在は取り扱いなし。当時の情報によると、樽熟成は7カ月で価格は税別2000円。プリエト・ピクードはポルトガルに接したスペイン内陸部の北西、カスティージャ・イ・レオン州のサモラ県からレオン県でしか生産されていない土着品種。

DOティエラ・デ・レオンはレオン州のレオン県とバリャドリッド県にまたがり、2008年に認定された新しいDO。赤ワインは土着品種のプリエト・ピクードかメンシアを60％以上使うよう定められ、ブレンド用にテンプラニージョとガルナッチャの使用も認められている。

本国の公式サイトは一応つながるのだけれど、レイアウトが崩れて読みづらい。初稿執筆時はラインナップの写真を見る限り、同じエチケットのワインは見当たらなかったものの、2010年産を紹介しているスペイン語のカタログがあり、そこには同じエチケットで掲載されていた。現在のカタログではエチケットが白地の気球などが描かれたデザインになっていて、直販サイトで2018年産が7.5ユーロ。ダウンロードできる商品説明のPDFでは2016年産のデータとして、フレンチオーク樽で10カ月熟成となっている。(2015.1.13、2020.10.17補訂)
https://www.tampesta.com/en/productos/detalles/tampesta/5