2010年7月4日、大阪・新町の LOS SITIOS にてデキャンタで注文。スペイン南部バレンシア州の土着品種モナストレルと、外来種のプティ・ベルドのブレンド。当時のメモには 飲み口は軽めだけれど、なかなかしっかりとした味わい と書き残している。その後もこの店で何度か飲んだ記憶があるけれど、メモなどは残っていない。さらに2011年6月15日、兵庫・姫路のスペインバル ハレオ で2杯。当時のメモにはテンプラニージョとモナストレルが各35％、カベルネ・ソーヴィニヨン20％、メルロー10％と記録し、何かが自己主張するわけでなく、ちょっと平板な感じで、今まで飲んだのとずいぶん違う味に感じた と記す。

検索では、イオンが取り扱っていた形跡もあったけれど、インポーターを特定できず。売り切ればかりだけれど、ネット通販のページが残っていて、2006年産で平均樹齢30年のモナストレル、テンプラニージョ各40％、カベルネ・ソーヴィニョン20％、2007年産で平均樹齢45年のモナストレル60％、プティ・ベルド40％で、両者ともオーク樽熟成9カ月という情報がある。価格は1700～2千円ちょっと。

ボデガはムルシア州の州都フミージャの東15キロほどにあり、長年ブドウ栽培に従事してきた複数の農家が1999年に共同で設立。このワインは今も生産中でエチケットの樹木の絵柄は同じようだけど、色がモノクロのシンプルなデザインになった。原料はモナストレル、テンプラニージョ、カベルネ・ソーヴィニョンで比率や熟成期間など詳細は明記されていない。(2017.10.06、2019.5.03補訂)
https://www.casadelaermita.com/en/jumilla-wines/20-crianza-casa-de-la-ermita.html